ひまわりの約束

14回目の巣鴨カフェ・・

8月8日の巣鴨カフェは、ひまわりが似合う暑い暑い日でした。

「命は自分のものではない」という樋野先生の言葉の処方箋を朗読してからスタートしました。

第14回 資料

私が座ったテーブルでは、安楽死や尊厳死のことについて話がおよび、それぞれのご経験や置かれた状況でのお気持ちや意見が交わされました。難しい問題だからこそ、もっともっと広くいろんな場所で議論されていくことが必要だと皆さんおっしゃられていました。

私自身30代になってまもなくの肺がんで、まわりの友人や医療者にもこういった「命」の話はなかなかできませんでした。話された方も戸惑ったことと思います。20年以上たった今こうして皆さんとお話できる場を頂けたのは、とても有難く感謝の想いでいっぱいです。カフェはこうした話だけでなく、世代を超えて、日常の楽しい話も、困り事でもなんでもお話できてしまう。。まさに笑いあり涙ありの場、力を分け合える場。カフェを開いて1年たった今私にとってはなくてはならない存在、宝物になっています。

 

タイトルにした「ひまわりの約束」は、秦基博さんの歌のタイトルですが、妙にひかれました。歌詞の捉え方は人それぞれだと思いますが・・私はカフェとの出会いに重ねてしまいます。カフェに出会って、今までの苦しんできた長い時間が宝物の時間になりました。一人抱えるときは苦しみであっても、誰かと分かち合い、共に時間を共有し、力を分け合うことができたなら、宝物に変わっていく。その場としてのカフェを保ち続けていきたい。それが今まで関わってくださった方たちへの恩返しでもあり、感謝の気持ちとしても伝えていきたい・・ひまわりの約束

 

コロナ禍難しいことは、たくさんですができる限りできる形で・・

 

この日は、巣鴨カフェ初参加の方が、偶然にもひまわりの花束を持ってきてくださいました・。・*

嬉しい!ありがとうございました。

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