がん哲学外来は空っぽの器
今年も残すところわずかとなりました・・
巣鴨カフェは、今年3周年を迎え4年目に入りました
たくさんの出会いに恵まれ
たくさんの個性にささえられ
今日まで継続してくることができました
感謝申しあげます
タイトルは、樋野先生の言葉の処方箋のひとつです・・(生きる力を引き出す寄り添い方 より)
患者同士が悩みを語り合うのもいい、
家族同士が息抜きのおしゃべりをするのもいい、
患者が医療関係者に相談事をもちかけるのもいい、
何もしないでのんびりとお茶をのんでいたって、ぜんぜんかまわない。
日頃なかなか口にできない思いのタケ、近頃考えていること、うれしかったこと、つらかったこと、不安、不満、笑顔、涙・・・。
毎回のカフェでたくさんの方にお集りいただき
たくさん注いでいただきました・・
ある初参加の方が、「やさしく柔らかい空気に包まれていて、居心地よいところでした。」と話してくださり、私は感無量で胸がいっぱいになったことがありました。一朝一夕でできることではなく、ましてや、私が何かをしてできたことではなく、集う皆さんお一人お一人が、相手を思い合い、譲り合い、寄り添い、支え合うということの積み重ねが、この空気感を作り上げているのだと思います。皆さんのお力に心より感謝申しあげます。
この優しく温かい場所を来年も守っていけるようスタッフ一同、力をあわせてまいりたいと思います。
皆様今年1年間ありかどうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。
よいお年をお迎えくださいませ・。・*